• "大和郡山市立地域社会教育施設条例"(/)
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  1. 大和郡山市議会 2005-12-21
    12月21日-05号


    取得元: 大和郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成17年 12月 定例会(第4回) 〇平成17年第4回大和郡山市議会定例会会議録(第5号)──────────────────────────────────────────         平成17年12月21日 (水曜日) 午前10時32分 開議────────────────────────────────────────── 議 事 日 程日程第1  議案第54号から議案第102号までの49議案に対する各委員長報      (質疑、討論、表決)日程第2  意見書案第16号 「事業仕分け」による行財政効率化を求               て日程第3  意見書案第17号 奈良県精神障害者医療費助成事業の継続を              いて日程第4  決議案第1号  国民健康保険事業への一般会計からの繰入              いて      (日程第2 意見書案第16号から日程第4 決議案第1号までは即────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程に同じ──────────────────────────────────────────                       出 席 議 員(24名)                                1番  東 川 勇 夫 君                                2番  小 林 忠 義 君                                3番  杉 村 淑 子 君                                4番  牛 島 孝 典 君                                5番  田 村   俊 君                                6番  出 口 真 一 君                                7番  矢 野 友 洋 君                                8番  甲 谷 悦 夫 君                                9番  乾   充 徳 君                                10番  金 銅 成 悟 君                                11番  吉 川 幸 喜 君                                12番  田 房 豊 彦 君                                13番  岡 本 惠 史 君                                14番  北 門 勝 彦 君                                15番  仲   元 男 君                                16番  池 田 篤 美 君                                17番  藤 野 良 次 君                                18番  西 川 健 次 君                                19番  石 田 眞 藏 君                                20番  田 村 雅 勇 君                                21番  遊 田 直 秋 君                                22番  吉 田 作 治 君                                23番  大 垣 良 夫 君                                24番  西 川 政 一 君───────────────────────────────────                       欠 席 議 員(なし)───────────────────────────────────                説明のため出席した者                             市   長  上 田   清 君                             助   役  水 野 敏 正 君                             助   役  吉 井 保 孝 君                             教 育 長  山 田 勝 美 君                             総 務 部長  石 橋 頼 茂 君                            企画政策部長  矢 田 正 二 君                            市民生活部長  杉 浦 秀 之 君                            産業環境部長  松 村 隆 右 君                             建 設 部長  砥 出 恵 市 君                         まちづくり推進部長  坂 本 利 紀 君                         福祉健康づくり部長  高 田   清 君                             水 道 局長  西 本 義 雄 君                             消 防 長  萬 田 善 三 君                             教 育 部長  木 下 平 一 君                             財 政 課長  田 中 利 明 君───────────────────────────────────                  事務局職員出席者                             事 務 局長  吉 村 安 伸                             事務局次長  岡 田   豊                         議事係長調査係長  西 垣 素 典───────────────────────────────────                   午前10時32分開議 ○議長(吉田作治君) これより本日の会議を開きます。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) ただいまの出席議員数は24名であります。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) 議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。 14番北門議会運営委員会委員長。         (北門勝彦君登壇) ◆議会運営委員会委員長北門勝彦君) おはようございます。ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 本日は、日程第1で、議案第54号から議案第 102号までの49議案に対する各委員長報告について質疑、討論、表決を行います。 次に、日程第2から日程第4までの意見書案2件及び決議案1件については、即決でお願いいたします。 以上が本日の日程でございます。議員各位の御協力をお願いいたしまして、報告を終わります。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) これより日程に入ります。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) 日程第1 議案第54号から議案第 102号までの49議案一括議題といたします。 本件に関し、各委員長報告を求めます。 16番池田総務常任委員長。        (池田篤美君登壇) ◆総務常任委員長池田篤美君) おはようございます。ただいまから総務常任委員会審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る12月16日午前10時から開会し、本委員会に付託されました9議案について審査をいたしました。 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第54号大和郡山税条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、前納報奨金制度廃止による収入見込みは、また市民への周知方法はに対し、平成16年度の決算ベースでは 7,774万 1,000円であります。周知については、平成18年4月及び6月の納付書発送時に、全納税者に通知を送付いたします。9月には、口座振替利用者に前納を続けるかどうかの意向調査も実施いたします。また、平成19年1月及び4月の「つながり」で広報をいたしますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 続いて、議案第57号大和郡山市民会館条例の廃止について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第79号大和郡山市立コミュニティ会館条例の一部改正について及び議案第80号大和郡山市立コミュニティ会館指定管理者指定について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、指定管理者制度の行政にとってのメリットはに対し、民間の参入によって経費の縮減や、そのノウハウを利用して住民サービスの向上を図れるという点ではありますが、このたびの議案では従前の団体を指定しておりますので、特に変わるところはございませんとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第83号近藤ふれあい会館条例の一部改正について、議案第84号近藤ふれあい会館の指定管理者指定について、議案第93号地域交流館「やすらぎ」の指定管理者指定について、議案第96号大和郡山市民交流館設置条例の一部改正について及び議案第 101号 平成17年度大和郡山一般会計補正予算(第8号)についての関係部分について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長(吉田作治君) 10番金銅産業厚生常任委員長。        (金銅成悟君登壇) ◆産業厚生常任委員長金銅成悟君) おはようございます。ただいまから産業厚生常任委員会審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る12月13日午前10時から開会し、本委員会に付託されました16議案について審査をいたしました。 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第55号大和郡山国民健康保険税条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、低所得者加入割合が多い国保制度において、保険税引き上げるのであれば、減免措置の充実も必要ではないのかに対し、制度維持のためには相応の負担をしていただかなければらない仕組みであり、また本市の税率は、現在まだ県内では低いところにありますので、今後国の制度改革などを見据える中で見直しも必要であるとは考えますが、当面は現状のままでお願いいたしたいとの答弁がありました。 また、医療費伸び率から見た今回の改正による財政の見通しはに対し、今回の改正は、現在国で検討されている医療制度改革を加味し、最小限の引き上げにとどめておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、討論に入り、一委員より反対討論があり、挙手採決の結果、賛成多数で原案承認と決しました。 次に、議案第69号大和郡山自動車駐車場設置条例の一部改正について及び議案第70号大和郡山自動車駐車場指定管理者指定について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、自治会などの任意団体指定管理者としての管理能力が確保されるのかに対し、地域に密着した駐車場でありますので、現在管理していただいている団体が適当であると考えておりますとの答弁がありました。また、利用料の徴収など、それぞれに一律でないところもあるが、指定管理者として指定するに当たって今後の取り扱いはに対し、きっちりとした収支報告書などを求めていかなければならないと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第73号大和山中高年齢労働者福祉センター条例の一部改正について、議案第74号大和山中高年齢労働者福祉センター指定管理者指定について、議案第75号大和郡山自転車駐車場条例の一部改正について、議案第76号大和郡山自転車駐車場指定管理者指定について、議案第77号大和郡山市営駐車場条例の一部改正について、議案第78号大和郡山市営駐車場指定管理者指定について、議案第85号大和山市箱本館「紺屋」条例の一部改正について、議案第86号大和郡山箱本館「紺屋」の指定管理者指定について、議案第87号大和郡山共同浴場設置条例の一部改正について、議案第88号大和郡山共同浴場指定管理者指定について、議案第97号大和郡山公園墓地条例の一部改正について、議案第98号大和郡山市民農園設置条例の一部改正について及び議案第 101号 平成17年度大和郡山一般会計補正予算(第8号)についての関係部分について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長(吉田作治君) 12番田房教育福祉常任委員長。        (田房豊彦君登壇) ◆教育福祉常任委員長田房豊彦君) ただいまから教育福祉常任委員会審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る12月14日午前10時から開会し、本委員会に付託されました19議案について審査をいたしました。 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。まず、議案第56号大和郡山高齢者総合福祉施設設置条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、デイサービスセンター廃止後の施設の活用はに対し、転倒予防骨折予防及び筋力トレーニング事業など介護予防サービスの場として活用していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第59号やまと山城ホール条例の一部改正について及び議案第60号やまと山城ホール指定管理者指定について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、指定管理者制度になって具体的な変化はあるのかに対し、従来の委託契約ではなく、協定を締結することになりますが、実質的にはこの2年間は同様の体制であると考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第61号大和郡山総合公園施設条例の一部改正について及び議案第62号大和郡山総合公園施設指定管理者指定について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、公園など民間企業が参入しやすい施設について民間企業指定することに対する考え方はに対し、最も市にとってふさわしい指定管理者制度を見出すために、公募制度も含め、この2年間の中で検討していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第63号大和郡山西池グラウンド運動施設条例の一部改正について、議案第64号大和郡山西池グラウンド運動施設指定管理者指定について、議案第65号大和郡山市立地域社会教育施設条例の一部改正について、議案第66号大和郡山市立地域社会教育施設指定管理者指定について、議案第67号大和郡山老人福祉センター設置条例の一部改正について、議案第68号大和郡山老人福祉センター指定管理者指定について、議案第71号大和郡山社会福祉会館条例の一部改正について、議案第72号大和郡山社会福祉会館指定管理者指定について、議案第91号大和郡山保育所条例の一部改正について及び議案第92号大和郡山保育所指定管理者指定について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、一委員より賛成討論があり、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第94号大和郡山公民館条例の一部改正について及び議案第95号大和郡山体育館条例の一部改正について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第 101号平成17年度大和郡山一般会計補正予算(第8号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、ASUの移転に伴う市民会館の利用の仕方についてはに対し、1階の大会議室は教室として、入り口左側の部屋は職員室及び相談室として利用し、また2階についてはカウンセリングに利用するなど、全館を使用しますが、1階ホール及びトイレについては、一般開放をする予定をしておりますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第 102号平成17年度大和郡山介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長(吉田作治君) 15番仲建設水道常任委員長。        (仲 元男君登壇) ◆建設水道常任委員長仲元男君) ただいまから建設水道常任委員会審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る12月15日午前10時から開会し、本委員会に付託されました8議案について審査をいたしました。 結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも原案承認と決しました。 まず、議案第58号大和郡山市営住宅条例の一部改正について、理事者より説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑なく、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第81号大和郡山市九条運動施設条例の一部改正について及び議案第82号大和郡山市九条運動施設指定管理者指定について、いずれもそれぞれ理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、指定管理者制度について、民間参入という点から、この2年間どのような検討をするのかに対しまして、公募も視野に入れながら、現在指定している団体にも力をつけていただいて、市民の要望にこたえられる指定管理者制度を立ち上げられるように努めたいと考えております、このような答弁がございました。 以上で質疑を終了し、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第89号大和郡山市九条公園施設条例の一部改正について、議案第90号大和郡山市九条公園施設指定管理者指定について、議案第99号大和郡山都市公園条例の一部改正について及び議案第 100号大和郡山額田部運動公園施設条例の一部改正について、それぞれ理事者より説明を受け、審査に入りましたが、何ら質疑なく、それぞれ採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 次に、議案第 101号平成17年度大和郡山一般会計補正予算(第8号)についての関係部分について、理事者より説明を受け、審査に入りました。 その主な質疑については、公営住宅空き家募集の方針についてに対し、空き家の確保と修繕予算の措置という問題はありますが、年に一回程度は募集ができるようにしていきたいと考えておりますとの答弁がございました。 以上で質疑を終了し、採決に入り、全員異議なく原案承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、報告を終わります。 ○議長(吉田作治君) ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。 2番 小林忠義君。        (小林忠義君登壇) ◆2番(小林忠義君) 議案第55号大和郡山国民健康保険税条例の一部改正について、日本共産党議員団を代表して、反対の立場で討論をさせていただきます。 議案第55号について、その内容は、保険税限度額医療分で2万円、介護分で1万円引き上げ、それぞれ53万円、8万円とし、所得割、均等割、平等割引き上げにより年間総額2億 5,000万円の増収を図るものです。さらに、国の税制改正による国保加入者市民負担は、全国共通ではありますが、当市でも約1億円と予想されており、合計3億 5,000万円の負担増になります。1世帯平均10.8%、1万 4,799円でございます。この中で、最大の上げ幅の階層は年6万円を超え、国保世帯平均所得が他の健康保険世帯の40%から65%しかなく、逆に所得に対する保険税は 1.5倍から 2.2倍になっていることから、47.8%を占める国保世帯に対しては、今回の値上げは生活を直撃することになります。しかも、今回の引き上げでも、2年から3年後には赤字になり、再引き上げが予想されています。 国保会計は、合併前の全国の市町村の73%が赤字になっており、一般会計からの繰り入れは3,800億円に及んでいます。全国市長会意見書においても、国保の安定的運営一般会計からの繰り入れをしていることが明記されており、国に財政措置を強く要望していますが、当市議会でも国に対して意見書を数回議決しております。 しかし、国が国保の財政基盤強化抜本的対策を行っている今日、当面の国保財政安定化市民生活を守る上で、一般会計から国保会計繰り入れすることはやむを得ないと考えます。しかし、市長の今議会での答弁では、当面繰り入れも低所得者世帯への減免の拡充もしないと言明しており、今回の引き上げ案は最大の努力をした結果やむを得ないとは言いがたいものがあります。今日まで低く抑えてきた担当部の努力は認めますが、賛成することはできません。 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、反対討論とさせていただきます。 ○議長(吉田作治君) 以上で通告による討論は終わります。 ほかに討論はありませんか。 21番遊田直秋君。        (遊田直秋君登壇) ◆21番(遊田直秋君) 議案第59号から議案第93号までの35議案指定管理者制度導入について、賛成の立場で討論させていただきます。 平成15年の一般質問では田村雅勇議員、平成17年度の一般質問では矢野議員、私も平成17年度に行財政改革、主に職員採用の件を突いておったわけでございますが、やはり小さい行財政の体制にすると、こういうことで一般質問をしておったわけでございます。 戦後60年、1945年から1990年までは一並びの状態で、日本国じゅうすべての方が中流になればいいと。余り競争しなくて、金持ちの人も出なくていい、貧乏人も出なくていい、ほとんどの方は中流でいいと、こういう社会主義国家のような体制でありました。例えばの話、ガソリンスタンドをやるにも現在のガソリンスタンドから 500メートル離れなければならない、またすし屋でも 500メートル離れなければならない。あらゆるものが競争を避けておったような時代でございます。 しかし、1989年、金融のビッグバンが起こりました。世界はグローバル化で、金は世界じゅうを駆け回るわけであります。この日本は極東ということで、地図を買いに行けば、真ん中に日本が出ておるわけでございますが、実際は東の一番端であります。極東であります。そしてまた、周囲が海に囲まれていますので、日本の単一民族だけが努力して、日本だけが努力して、すべてが中流社会になったわけです。しかし、ビッグバンによって、こういう体制では世界の中で日本が競争に勝ち残れない、こういうことで企業はリストラをし、また利益だけを追求して、ある面では非常に厳しい時代であるし、ある面では当たり前の時代になったわけでございます。 しかし、このような時代にありまして、民間は利益を追求するわけでございます。民は利益であります。しかし、官は利益の追求だけではありません。一般会計が黒字である、特別会計が黒字である、だからその行政は立派な行政をやられておると、決してそうではないわけでございます。赤字も結構でございます。しかし、大きく民と違うのは、やはり市民の皆さんが主人公でもあり、市民の政治でございますので、その予算に対してどれほど市民サービスを行われておるかということが一番大事であろうと思われるわけでございます。 そのような観点から、大和郡山市では早くから出資法人制度をとっておられて、もうある部分は民間に委託されておると。郡山市は他市に比べて早くからそういう制度をやっておられたことは、十分承知しておるわけでございます。しかし、ビッグバンから世の中が大きく変わった今日、私が一般質問で小さい政府にする、民間でできることは民間でやると、こういうふうに言っても、どのようにしてやるのか、どうしてやればスムーズにいくかと、言っている私自身が暗中模索をしながら、言うはやすく行うはかたし、私はこの公の場で発言しておったわけでございます。上田市長さん初め大和郡山市の理事者の皆さんは、どのようにやられるのかと興味津々であったわけでございます。民間に任して、民間だけが利益を得て、市民サービスにならなければ、民間に任すということは、官の性格からいって決してプラスではないわけでございます。 そのようなときに、この指定管理者制度の導入がなされました。各市でもやっておるわけでございますが、各市は、これはこうすると決定して出されているように聞いております。しかし、我が大和郡山市は、2年間の猶予期間を置いて、市民の皆さん、民間に委託していただく皆さんにもいろいろと話し合いをして、あくまでも小さい郡山市をつくるということよりも、スムーズに市民サービスが低下しないように、この2年間を設けられておるということに対して、私は、本当にすばらしいことであり、これこそ上田市長さんが提案されておられますオンリーワンの施策ではないかな、このように思うわけでございます。すぐにやって、早ければいいという問題ではないと、そういうふうに思うわけでございまして、特に我が大和郡山市は文体公社の関係もございます。また、社会教育施設としてミニ体育館ですか、これは自治会で土地を提供された方には無償で建てるという当初のいきさつもあり、この観点からも、やはり慎重に地元の方とも話し合っていただいて、スムーズにやっていただきたい、こういうふうに思うわけでございます。 こういうことで、我が大和郡山市は、大きくことしの暮れから流れが変わったと。大局的には小さい政府をつくり、民間でできることは民間でやる、こういうすばらしい施策を上田市長さんが大胆かつ細心に出された、こういうふうに思うわけでございまして、理事者の皆様方におかれましても、今までの仕事以上に、この2年間いろいろと不都合がありましょう。また、市民の方からも反対と苦情が出るでしょう。しかし、これは改革というよりも変革であります。このようなことにも毅然とした態度で、正しいことは正しいと、郡山市の理事者の皆さんはそういう態度をとっていただけると深く確信するところでございます。あすの我が大和郡山市をつくるために、この2年間仕事も煩雑多岐にわたって厳しい状況で、大変なことであるということは十分認識するわけでございますが、あすの大和郡山市の発展のために全力で頑張っていただきますように、切に希望するわけでございます。 このような流れが変わったということに対しまして、賛成討論させてもらったわけでございますが、議員各位の皆様方にも私の意向を十分感じ取っていただきまして、ぜひ賛成していただきますように心からお願いいたしまして、私の賛成討論にかえさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(吉田作治君) ほかに討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(吉田作治君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議事の都合により、議案第55号については後ほど取り扱いいたします。 議案第54号及び議案第56号から議案第 102号までの48議案について一括採決いたします。 ただいまの各委員長報告は、いずれも原案を可とするものであります。 議案第54号大和郡山税条例の一部改正について、議案第56号大和郡山高齢者総合福祉施設設置条例の一部改正について、議案第57号大和郡山市民会館条例の廃止について、議案第58号大和郡山市営住宅条例の一部改正について、議案第59号やまと山城ホール条例の一部改正について、議案第60号やまと山城ホール指定管理者指定について、議案第61号大和郡山総合公園施設条例の一部改正について、議案第62号大和郡山総合公園施設指定管理者指定について、議案第63号大和郡山西池グラウンド運動施設条例の一部改正について、議案第64号大和郡山西池グラウンド運動施設指定管理者指定について、議案第65号大和郡山市立地域社会教育施設条例の一部改正について、議案第66号大和郡山市立地域社会教育施設指定管理者指定について、議案第67号大和郡山市立老人福祉センター設置条例の一部改正について、議案第68号大和郡山市立老人福祉センター指定管理者指定について、議案第69号大和郡山自動車駐車場設置条例の一部改正について、議案第70号大和郡山自動車駐車場指定管理者指定について、議案第71号大和郡山社会福祉会館条例の一部改正について、議案第72号大和郡山社会福祉会館指定管理者指定について、議案第73号大和山中高年齢労働者福祉センター条例の一部改正について、議案第74号大和山中高年齢労働者福祉センター指定管理者指定について、議案第75号大和郡山自転車駐車場条例の一部改正について、議案第76号大和郡山自転車駐車場指定管理者指定について、議案第77号大和郡山市営駐車場条例の一部改正について、議案第78号大和郡山市営駐車場指定管理者指定について、議案第79号大和郡山市立コミュニティ会館条例の一部改正について、議案第80号大和郡山市立コミュニティ会館指定管理者指定について、議案第81号大和郡山市九条運動施設条例の一部改正について、議案第82号大和郡山市九条運動施設指定管理者指定について、議案第83号近藤ふれあい会館条例の一部改正について、議案第84号近藤ふれあい会館の指定管理者指定について、議案第85号大和郡山箱本館「紺屋」条例の一部改正について、議案第86号大和郡山箱本館「紺屋」の指定管理者指定について、議案第87号大和郡山共同浴場設置条例の一部改正について、議案第88号大和郡山共同浴場指定管理者指定について、議案第89号大和郡山市九条公園施設条例の一部改正について、議案第90号大和郡山市九条公園施設指定管理者指定について、議案第91号大和郡山保育所条例の一部改正について、議案第92号大和郡山保育所指定管理者指定について、議案第93号地域交流館「やすらぎ」の指定管理者指定について、議案第94号大和郡山公民館条例の一部改正について、議案第95号大和郡山体育館条例の一部改正について、議案第96号大和郡山市民交流館設置条例の一部改正について、議案第97号大和郡山公園墓地条例の一部改正について、議案第98号大和郡山市民農園設置条例の一部改正について、議案第99号大和郡山都市公園条例の一部改正について、議案第 100号大和郡山額田部運動公園施設条例の一部改正について、議案第 101号平成17年度大和郡山一般会計補正予算(第8号)について、議案第 102号平成17年度大和郡山介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について、以上48議案委員長報告どおり決するに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御異議なしと認めます。 よって議案第54号及び議案第56号から議案第 102号までの48議案については原案どおり可決されました。 次に、議案第55号大和郡山国民健康保険税条例の一部改正についてを挙手により採決いたします。 委員長報告は原案を可とするものであります。 委員長報告どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。        (賛成者 挙手) ○議長(吉田作治君) 挙手多数であります。 よって議案第55号は原案どおり可決されました。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) 日程第2 意見書案第16号「事業仕分け」による行財政効率化を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。 7番 矢野友洋君。        (矢野友洋君登壇) ◆7番(矢野友洋君) 早速意見書をお取り上げいただきまして、ありがとうございます。 それでは、朗読をもって内容の趣旨説明にかえさせていただきます。  「事業仕分け」による行財政効率化を求める意見書(案) 国債残高は今年度末、約 538兆円に達する見込みであり、国民一人当たり 500万円もの債務を負う計算になる。これまで小泉内閣は、財政を健全化させるために歳出の削減に取り組み、5年前と比べると公共事業は20%、政府開発援助は25%の減となり、一般歳出全体を見れば社会保障関係費を除いて14%の圧縮をしてきた。しかし、高齢化の影響は大きく、社会保障関係費は5年前と比べて22%も伸びている。 今後、歳入や税制の改革は避けて通れないのが現状である。しかし、安易に増税論議を先行させるのは早計であり、まずは徹底した歳出見直し・削減が先決である。この際、徹底的に行政のムダを省くために、国の全事業を洗い直す「事業仕分け」を実施すべきである。「事業仕分け」は、民間の専門家による視点を導入して徹底した論議を行なうため、行政担当者の意識改革にもつながり、関係者の納得の上で歳出削減を実現しようとする点も評価されている。 既に一部の地方自治体(8県4市)では、民間シンクタンク等の協力を得て「事業仕分け」を実施。行政の仕事として本当に必要かどうかを洗い直し、「不要」「民間委託」「他の行政機関の事業」「引き続きやるべき事業」に仕分けた結果、県・市レベルともに「不要」「民間委託」が合わせて平均約1割に上り、予算の約1割に相当する大幅な削減が見込まれているという。 国民へのサービスを低下させないためには、「事業仕分け」の手法による大胆な歳出削減を行ない、そこから捻出された財源を財政再建に振り向けるだけでなく、その一定部分は国民ニーズに応じて必要な新規事業などに活用するという、行財政効率化を図ることが望ましい。「小さくて効率的な政府」をめざし、「事業仕分け」の断行を強く求めるものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官であります。 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、終わります。 ○議長(吉田作治君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 20番田村雅勇君。        (田村雅勇君登壇) ◆20番(田村雅勇君) 「事業仕分け」による行財政効率化を求める意見書に反対の討論を行います。××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××(「その言い方はないで」と呼ぶ者あり)  これは国に対してこういうことをせよという要求だけなら、10%か20%か、それもいいかなというふうに思います。なぜ10%か20%か。今日、余りにも諮問機関が多過ぎて、諮問諮問といって、議員みずから議会をないがしろにしていることに気がついていない。国会議員と地方の議員と置かれている立場は違いますけれども、しかし、そう思うところは多とするところであります。現実に、諮問機関で出てきたことを国会議員は否か諾かしかない、そういうふうなことで臨まなきゃならぬ、これほどつまらぬ議員もないんじゃないかなと、このように思います。 さて、翻って、地方の議会を見てみますと、今日何を言われているかといいますと、地方の議会の働き、非常に鈍いじゃないかと。議会に対するオンブズマンが必要だと、このように言われております。執行者に対するオンブズマン、非常にたくさんあって、オンブズマンの成果が大いに上がりました。このことを考えてみると、議会の機能が働いてないじゃないかということにつながる。普段は何があっても議会軽視だと言っておきながら、一朝事あると議会が機能しないと。それが図らずも出てきたのが大阪市の問題であり、大阪市から派生して、恐らくほとんどの市町村がみずから襟を正さなきゃならぬというふうに思っているんじゃないかなと、このように思う次第であります。 我が郡山市においても、かつてはチェック機能が働いてないじゃないか、チェック機能をもっと働かせと、せんどそういう議論がありました。そのおかげかとは思いますが、今日、郡山市にあっては存分にその能力が働いているんじゃないかな、このように思ったりいたしております。近々の問題として取り上げてみましたら、教育委員会の分庁舎が、これを既存の建屋に集約すると経費が浮くじゃないかと、年間大きな経費削減になる、そういう指摘を議員の中から、議会の中からして、理事者はまことにそのとおりと受けて立って、郡山市はそういう方向に向きました。それ以外にも、今日、執行者側も議会もどこからも文句をつけられない、オンブズマンも入らない、そういうふうな郡山市政の運営をしてきております。 今また、先ほどの討論もありましたが、指定管理者制度につきましても、法の定めによってとはいうものの、その中身を一つ一つ見ていけば、郡山市政の今日までのありようが浮かび上がりましたように、非常に真摯に取り組んできたということもそのとおりであります。1つには、やはり激変緩和を措置していくということも一つの手法であってみれば、2年間の猶予期間も必要であるというふうにも思いますし、2年後のさらなる進展を見たい。それはまたリメイク大和郡山という目標のもと、そういうふうな方向での行財政の見直しのあり方もあります。 残念ながら、この意見書は地方自治体を含んでおり、郡山市も含んでおります。他の市町村はいざ知らず、郡山市はこれに該当しない。ましてや先ほどありました国保の問題、片方で意見書を出し、片方で予算を反対だということであります。これも住民サービスを低下させないためにということであります。低所得者に対する配慮をせよということであります。そうすると、この事業仕分け、すべてみずからにかかってまいります。片方で賛成だと言い、こちらもまた賛成だと言う。自己矛盾を感じないのかな、非常に不思議な思いをいたします。 議会は、当然チェック機能を果たします。しかし、行政に対して要望もいたします。そしてまた、行政の事業に対して、よしとするなら積極的に賛成、促進もいたします。そしてまた、市民のいろいろな要求に対して実現を図ろうという努力もします。そして、それの集約がきょうあると考えてもいいのではないか。それをあえてなぜ民間に仕分けをしてもらってせねばならぬのか、議会としての務めを小さくする、そういうふうに聞こえてならないのであります。 さすれば、これがそうであるなら、議員定数の削減を図らなければならぬ、このようにもつながってまいろうかと思います。 それぞれに考えてみて、恐らく提案者は、郡山のことを考えずして国、他市町村のことを考えて、こういう提案になったのであろうかと、このように推測するわけですが、どうぞ見識ある郡山の議員の皆さんにおかれましては、我みずから議員としての責務、職務を全うしておる、そういう見地に立って、是が非でもこの意見書には反対をしていただきたい。 そして、もう一度言います。みずからの行動、この案を賛とするに自家撞着、自己矛盾を感じないかということを問いかけて、反対討論といたします。 ○議長(吉田作治君) ほかに討論はありませんか。        (「議長、休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 暫時休憩いたします。                 午前11時30分休憩                 午前11時35分再開 ○議長(吉田作治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 20番 田村雅勇君。        (田村雅勇君登壇) ◆20番(田村雅勇君) 先ほど討論の冒頭に、×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××というふうに申し上げました。その中で不穏当な言葉遣いであったということであります。これは私自身もそのとおりだと認めます。やっぱり一度質問して、その答えがそうであったらそうであるということでいったらよかったなと、このように反省いたしております。謹んで取り消しをお願いしたいと、このように思います。 ○議長(吉田作治君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 意見書案第16号 「事業仕分け」による行財政効率化を求める意見書(案)について、原案どおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。        (賛成者 挙手) ○議長(吉田作治君) 挙手多数であります。 よって意見書案第16号は原案どおり可決されました。 本意見書を直ちに関係行政庁へ送付いたします。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) 日程第3 意見書案第17号奈良県精神障害者医療費助成事業の継続を求める意見書(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。 5番 田村 俊君。        (田村 俊君登壇) ◆5番(田村俊君) ただいま意見書を提出いたしましたところ、早速取り上げていただきまして、まことにありがとうございます。 朗読をもって意見書案とさせていただきます。  奈良県精神障害者医療費助成事業の継続を求める意見書(案) 障害者自立支援法が10月31日に可決されました。それに伴い、精神障害者通院医療費公費負担制度の根拠法が精神保健福祉法から障害者自立支援法に移され、現行の定率5%の自己負担が10%となります。これに関連して、当市議会としましては以下のことから、地方自治体による通院医療費助成の継続が必要であると考えます。 第一は、幾多の困難の中で、現に地域で暮らしている精神障害者の生活継続のためには、通院医療費の助成が必要だということです。精神障害者には定期的な通院・服薬が不可欠であり、十分な所得保障がない現状での自己負担増加は、医療中断による病状悪化・入院に直結し、地域生活の破綻を招きます。 第二は、社会的入院の解消は、退院後の支えである通院医療費の助成なくしては困難だということです。厚生労働省が掲げる、今後10年間で、受入条件が整えば退院可能な者、全国で約7万人、奈良県で 788人(県精神保健福祉センター推計)を「病院から地域に意向」という計画に照らしても、今回の自己負担増加は地域移行のための基盤の弱体化を招き、問題解決を困難にすることは明らかです。また、社会的入院の解消による医療費抑制効果という点からも、通院医療費の助成は存続すべきだと考えます。 第三は、他障害との制度格差の拡大を防止するためにも通院医療費の助成が必要だということです。現状においても、精神障害者は奈良県心身障害者医療費助成事業(福祉医療制度)の対象外とされ、入院医療費(精神科を含む)や精神科以外の通院医療費について、3割の自己負担を強いられており、これ以上の他障害との制度格差の拡大は避けなければなりません。 奈良県におかれましては障害者自立支援法第2条第2項に基づき、障害者等の権利の擁護のために必要な援助が適正かつ円滑に行われるよう精神障害者通院医療費公費負担制度を継続し、必要な助言、情報の提供その他の援助を積極的に実施されることを強く要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先は奈良県知事あてです。 議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉田作治君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御異議なしと認めます。 よってこれより採決に入ります。 意見書案第17号 奈良県精神障害者医療費助成事業の継続を求める意見書(案)について、原案どおり決するに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御異議なしと認めます。 よって意見書案第17号は原案どおり可決されました。 本意見書を直ちに関係行政庁へ送付いたします。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) 日程第4 決議案第1号 国民健康保険事業への一般会計からの繰入を求める決議(案)を議題といたします。 朗読を省略し、提出者の説明を求めます。 9番 乾 充徳君。        (乾 充徳君登壇) ◆9番(乾充徳君) 早速のお取り扱いいただきましてありがとうございます。 朗読をもって説明とさせていただきます。  国民健康保険事業への一般会計からの繰入を求める決議(案) 国民健康保険事業は、昭和36年に国民皆保険を支える制度として発足して以来、市民生活に欠かす事ができない社会保障制度となっている。 国民健康保険は加入者の構成から、もともと脆弱な財政基盤であるが、近年の急速な少子高齢化・経済の低迷・就業構造の変化等により、中高年齢者や失業者、無職の方の加入者が増えており、また、保険税負担能力の比較的低い層の加入者が増え、財政基盤の脆弱さが拡大している。 保険者である市は、増え続ける医療費への対応、そして度重なる制度改革に伴う国庫負担金の削減等で、国保財政は危機に追い込まれています。 このたび、保険税引き上げ議案が提案されていますが、根本的な解決にはなり得ない状況です。 よって、大和郡山市議会は、市民の健康を守り、国民皆保険を支えている国保財政の健全な運営と安定化のために、国の国保制度改革に全力を尽くすとともに、市の国保財政支援措置として、奈良県内の他市でも対応されている一般会計からの繰入を求めるものである。 以上、決議する。 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田作治君) ただいま説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御異議なしと認めます。 よってこれより採決に入ります。 決議案第1号 国民健康保険事業への一般会計からの繰入を求める決議(案)について、原案どおり決するに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田作治君) 御異議なしと認めます。 よって決議案第1号は原案どおり可決されました。─────────────────────────────────── ○議長(吉田作治君) 以上で今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。議員各位には、12月8日以来、連日にわたり慎重に御審議を願い、御苦労さんでした。 本年も残りわずかに押し迫り、何かと御多忙とは存じますが、議員各位理事者におかれましては、健康に留意の上、よき新年を迎えられることを念願いたしまして、閉会の言葉といたします。 市長より閉会のあいさつがございます。 市長。        (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) 平成17年第4回大和郡山市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼とごあいさつを申し上げます。 本日をもちまして14日間にわたる定例市議会が終了いたしましたが、議員の皆様方には年末を迎え何かとお忙しい中、慎重に御審議をいただき、理事者から御提案申し上げましたすべての案件につきまして、それぞれ御同意、御議決を賜りましたことに対し厚く御礼を申し上げます。御審議をいただきました御意見等につきましては十分配慮をし、今後の市政運営に努めてまいりいと存じます。 しかしながら、既に御承知のとおり、三位一体の改革は、地方自治体にとって財政面では極めて厳しいものになろうとしております。果たして来年度予算を本当に組めるのかという声が聞かれる中で、国に対して申し上げたいことは山ほどございますが、リメイク大和郡山プロジェクトを中心に、本市行政のあり方、事業のあり方、あるいはサービスのあるべき姿を含めて、より深く、そして継続的に問い続けていかなければならないと改めて覚悟しているところでございまして、議員の皆様におかれましても、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりましたが、想定外の厳冬でございます。健康にはくれぐれも気をつけていただき、輝かしい新年をともに迎えることができますようお祈りを申し上げまして、平成17年第4回市議会定例会の閉会のあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(吉田作治君) これをもって平成17年第4回大和郡山市議会定例会を閉会いたします。                 午前11時49分閉会...